2020年9月時点で新型コロナウイルス感染は、落ち着いたまま続いている。
いわゆるL字型の感染持続だ。
この事実だけで、一つの現象を言い当てることができる。
いわゆるL字型の不況だ。
新型コロナ感染拡大で失った客は戻らない。これまで通りのスキルセットのままでは二度とではないが、超長期の間に戻ってくることはないだろう。
その間に我々に残されるのは、まだらな不景気である。
失われた20年の間に日本では不景気に成長する業態がいくつも現れた。
リサイクルショップ、コストパフォーマンスの良い居酒屋業態などである。
同じ業界の中でも、不景気でも景気のよい業態は必ず存在する。
今後、新たなスキルセットを身につけることで3密を避け、付加価値を5年で5%程度向上させられる業態を開拓できた業態を作り上げた企業が覇権を握るだろう。
現在はこれまで当然に求められた平常時スキルの他に、インターネット集客、衛生対策、動画編集スキルがあって当然の状況となった。これから必要となる新たなスキルセットの特定を図るため、今こそ事業計画を作り風に乗るべきである。
それも今すぐに、だ。
ニューノーマル時代の経営戦略大全編集部