新時代の経営の話をしよう

経営とは何だろう。

専門家に「経営とは何か」と問いかけをするとほとんどの場合、「Going concern」である、という回答が来る。

Going concernの対訳は持続性である。しかし持続性は結果であって原因や目的ではない。つまり、経営の定義にはそぐわないないのである。

では、改めて問う。経営とは何だろう?

経営とは、もともと親鸞上人が中国から持ち帰った仏教用語である。

お経を営む。つまり、この上もない理想を唱え続けるという意味になる。経営と理念理想という概念は同等のものである。

その後、この上もなく尊いもの=この上もなく美しいもの、と言葉の意味が拡大し、室町時代に借景を利用した日本庭園をほめる言葉となった。

つまり、経営はその中に、外部環境、内部環境を利用しなければならないという条件を有しているのである。

よって、ケネス・R・アンドルーズ(Kenneth Andrews)がハーバードビジネス誌に発表したSWOT分析は日本式経営と親和性が高いことが理解できる。

さらに、明治時代にManagement(=管理)の対訳として経営という言葉が使われるようになった。何のための管理なのか、手段より目的が重要であるという本質に則り、経営が選ばれたのである。

この上もない理想を実現する目的を実現するために、外部環境内部環境を利用して、目標を管理しつづける。これが本来の経営である。

では、これからの時代の経営とは何か。

この上もない理想を実現する目的を実現するために、新しい生活様式を利用して、目標を管理しつづける。たったそれだけである。

新しい生活様式というプロセスの変化に対して、事業プロセスを変化させ、提供コンテンツを合わせよう。

そのためには、今こそ本質的な事業計画作成に取り掛かろう。

新時代の経営者のための経営戦略大全編集部